こんにちは。
青春時代にハマっていたバンドのライブ映像を見つけて「懐かしー!」と再生したら、
一番見たい曲のところだけ砂嵐が発生してしまったTellmewhyABAセラピストのインフィールドフライです。
今回のしゃべくりABAは、
チルドレン・センターのABAセラピーを受けていたご家族からご相談されることの多い、
動画について
①Youtubeなどの動画を見過ぎてしまう
②動画を終わりにすると泣く
の2本立てです。
チルドレン・センターのABAセラピーでは、
行動が変わるもの【強化し】を使って進めて行きます。
動画が強化しになるお子さんはたくさんいらっしゃいます!
まずは①Youtubeや動画を見過ぎてしまうお子さんの対応ですが、
動画以外に行動が変わるもの【強化し】となるものを探すことをまず初めにしました。
動画よりもこっちのおもちゃの方で遊びたい!他のことをやりたい!と思うものがあれば、
「動画一回終わりにしてこっちのキラキラドーム作るおもちゃで遊ぼう」と誘うと、
すぐにそちらを選んでくれていました!
②動画を終わりにすると泣いてしまうお子さんの対応は、
動画を終わりにするのはお子さんではなく、大人であり、
勝手に大人に終わりにされてしまうと泣くのは当たり前です。
「終わりにすると心の中で既に思ったならッ!既に行動は終わっているんだッ!」という心持ちで
潔く終わりにしてあげて下さい。
長引けば長引くほどかわいそうなので、さらっと引き上げて下さい!
そして、動画を見過ぎてしまうお子さんの対応と同じように
動画以外に行動が変わるもの【強化し】となるものを探しました。
また、動画がなければ、動画を見て終わりで泣くという経験もしなくなるので、
大人の終わりの指示が出る→お子さん自身が損するという経験を減らすことが出来て、
終わりの指示=嫌悪刺激のイメージを取ることも出来ます。
2週間ほど行動が変わるもの【強化し】探しをして、動画以外にやりたいことを見つけた(このお子さんの場合は対人ゲームでした)お子さんに
動画もあるよ?と聞いても、さして興味なくなっていて「逆にそこまでなる!?」とツッコミを入れるほどになりました(拍手)!!