チルドレン・センター

ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

ABAセラピストの初挑戦

あっという間に夏が来ました。今年は春と感じる期間がとても短いように感じました。

ところで、私は春に初挑戦したことがあります。それはボルダリングというスポーツです。前々から興味があったのですが、冬の期間は寒くて動けず…暖かくなりようやく動き出しました!

映像で見る限り、「結構できるのでは」という根拠のない自信がありましたが、いざ始めてみると奥が深く難しい!
決して闇雲に登っているわけではなく、決められたルールに沿って登っていくので、どうやったら効率よく登れるのか、頭も使います。

しかし、初挑戦ということもあって、あるポイントで完全に行き詰まりました。どうやってもゴールに辿りつけなく、握力や腕の筋力も少しずつ限界に近づいてきて「あきらめようかな」と思った時、
指導員の方が登り方をモデリングしてくれました。

その後、スタートからゴールまでのコースを何度もプロンプト入れてもらい、再度チャレンジしてみました。すると、それまで行き詰まっていたポイントをあっさりとクリアしました!
それまでできなかったことも簡単にクリアできることを実感し、プロンプトの必要性を改めて感じることができました!
行き詰まった時点でそのコースから逃げようとしたのですが、プロンプトを入れてもらったことで、「そうすればいいのか!」とやり方が分かり、チャレンジする意欲も再び湧きました!
ゴールした時の達成感はとても気持ちよく、充実した1日を送ることができました。