こんにちは、ABAセラピストの三松です。
チルドレン・センターで指導をしていたお子さんで、
セラピストの指示は聞かず、自分から選んだ遊びしかやらない、今回のブログのテーマの「相手を自分の思い通りにしようとする」お子さんを担当したことがありました。
「相手を自分の思い通りにしようとする」という言葉だけ見るとなんだか悪いようにかんじますが、「相手を自分の思い通りにしようとする」ことは、私も日頃やっています。
「この日は用事があるから、遊ぶのは来週にしてくれない?」など。むしろやっていない人はいないのでは!
大事なのは、お子さんに求める目標行動を定めることです。
そのお子さんに求めた目標行動は、「言語で年齢相応の長い文(訳を言うなど)交渉出来たら、セラピストは要求に応じる」
なぜ、そうしたいのか・相手を思い通りにしたいのかが言えると、そういう理由なんだ!と言われた側も納得することが出来ると思います。
お子さんが自分から選んだ遊びしかやらなくても、遊びの中で課題が出来、自然な指示も出ていて、おままごとでの「食べるからスプーン持ってきて」などの指示は聞くことができるので
どんどん指導を進めることが出来ていました。
子供が相手を思い通りにしようとするなど、日頃お困りの時はお気軽にチルドレン・センターにご相談下さい。