こんにちは、迷った時には実用性のあるものを選ぶ派ABAセラピストのです。
チルドレン・センターでABAセラピーをしていたご家族からこんなお話を聞きました。
「電車とバス、どっちに乗る?」や「クッキーとチョコ、どっちが食べたい?」と質問をすると、
ご家族が聞いた選択質問の必ず後に言った言葉(バス、チョコの方)をお子さんが答えていたとのことです。
選択質問なので、答えられるのは果たして2つの回答だけなのでしょうか?
こんな時はないでしょうか?
「何でもいい!」
私はよくあります。
空腹は最高のスパイスと言われているように、
お腹がぺこぺこの時は「何でもいいから早く食べ物下さい!」と必死です。
そして、こーんな時もないでしょうか?
「どっちもいい!」
これはどっちか選べなくて、迷った末の決断です。
猫派犬派問題については、猫も犬もどっちもかわいいです。
かわいいは正義。
問題行動でもおかしいことでは全くなく、
ただどっちに乗りたいかどっちが食べたいか
要求がなかっただけでした!
心配する必要なんてありませんでした!
実は、そのお子さんはお絵かきの時で自分が塗りたい色があった時に
「太陽は赤とオレンジ、どっちがいい?」と質問をすると、
赤とオレンジの順番が先でも後でも、
要求があるものは答えられていたのでした。
うちの子のこの行動、おかしいのでは?と疑問に思った時に、
あれ?自分ってこんな時、どうしているのかな?と考えてみると、
悩んでいたことが「なんであんなに悩んでいたのだろう?」と一瞬でさっぱりなくなってしまうことがあります。