チルドレン・センター

ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

チルドレン・センターのストイックなお子さん

こんにちは、ABAセラピストのインフィールドフライです。

テレヘルス指導での出来事です。

椅子にあまり座らないお子さんがおりました。

遊びの知識が豊富で、自分で遊びの準備など出来る働き者で、ずっと動いているお子さんでした。まるで、オフの時も体を鍛えているストイックなスポーツ選手みたいだなと勝手に思っていました。

ABAは、椅子に座らなくてもどこでも出来るので、問題ないのですが、カード課題などのお勉強する時には、画面を見るために、画面の前にいてもらわないといけない状況もあったりします。

そんなときは、ご家族のご協力の元、PCやタブレットを、セラピストもお子さんも見えるようにお子さんの近くに移動をお願いしようと思っていたのですが…、

行動を変える強化しの力がかなり有効なお子さんで、

画面上で動画やゲームを映していると、明確な指示(座って、こっち来て)がなくても、画面の前に張り付いてくれていました。

見ている時に、「お勉強やったらまた続き見ようね」など説明して、お勉強を進めて行くと、なんとセラピストの説明をちゃんと聞いてくれていて、画面前からいなくならずに、続行出来たのです!

とっても格好良かったので、適切な行動(セラピストのお話をよく聞いている、お勉強への取り組む姿勢など)対し、逐一褒め続けて、水分取ることを忘れるほど素晴らしかったので、喉がカラカラ砂漠になりました。