チルドレン・センター

ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

セラピー中の珍しい会話

その日のお子さんのおやつは蒟蒻のゼリーでした。
「そのゼリー、よく食べるの?」
と私が聞くと、
「うん、おいしいし、う○ちたくさんでるから!」
と即答。予想外の返答に大笑いしていると、
「先生も食べる?」
と優しく勧めてくれました。
「ありがとう!大丈夫だよ、食べて。」
すると今度は少し真顔になって、
「う○ちたくさんでるから、食べたほうがいいよ?」
そんなお子さんの言葉に思わず、
「ありがとう!大丈夫だよ、先生ちゃんとでてるから。」
その瞬間、お子さんの顔はぱーっと明るくなり、
「そっか!じゃあ僕食べるね!」
お子さんの明るい顔を見ながら、もっと気の利いた答えはなかったものか、いやう○ちは大事なトピックだったのだからそれに答えるべきだったよなんて自分に言い聞かせて、またお子さんと楽しい時間を過ごしたのでした。

コメントを残す

*

CAPTCHA