チルドレン・センター

ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

ABAセラピスト、優しさを問う

最近のTV番組で、優しい人ならとける!というクイズ番組が放送されていました。
明晰な頭脳には自信がありませんが、優しさなら人並みに持ち合わせているつもりの私は内心「全問正解」を目指しながら見ていました。
が、全く当たりません。
次々と正解を言い当てる家族を横目に、一問も当たらないのです。
結局正解することがないまま、最終問題を迎えることに。
最後の問題は、というと・・・
「ある地域の花火大会では、お客さんはみんな懐中電灯を片手に花火を見に来ます。さて、なぜ懐中電灯をもってくるのでしょうか!?」

みなさん、わかりますか?
ちなみに私の答えは「懐中電灯を灯して、お客さんも花火を作る」だったのですが、(自信があったのに)不正解。
正解は・・・
「花火の後に懐中電灯を灯して、花火師さんに感謝を伝える」でした。お客さんに感謝の光をもらうと、花火師さんは赤い光を灯して応えるのだそうです。
こうした花火の後の光の灯し合いが、この地域の恒例になっているということでした。

「みんなが灯し合いをしている間に帰れば、スムーズに帰れるね~。だって、花火大会の後ってすごく混むし。」
なーんて、ぱっと思ってしまった優しい人ならとける!クイズに全問不正解だった私。
え、もしかして意地悪なの?って思ったそこのあなた。

安心してください、そこそこ優しいですよ!