こんにちは、先日動物園でカワウソのキュートなお顔を見て、
「んっ」と口を噛み締め、言葉にすることが出来ませんでした。
可愛いすぎるものを見ると語彙力が低下するABAセラピストのインフィールドフライです。
チルドレン・センターでABAセラピーしているご家族から
「うちの子、自分の気持ちを表現したり出来ないんです」とご相談されたことがありました。
ご家族はお子さんに気持ちを聞いた時にどうしているのかとお聞きすると、
ご家族が「悲しかった」など気持ちを言って、お子さんにも言ってもらっていたようです。
ですが、なんとそれを続けてしまうと、
お子さんがつまらなくなってしまい、
自分の答えが言えなくなってしまうのでした!
また、年頃のお子さんなので、失敗や悲しかった出来事は人には言いたくないでしょうし、
恥ずかしく、そこを突いてしまうと自分の気持ちは中々言えないのだと思います。
なので、セラピストは二つのことをそのお子さんに対し、行いました。
1、楽しいことだけ聞く
2、楽しい場面、悲しい場面に、セラピストが「たのしっいなー!しょんぼりだな…。」など気持ちを言うのみ
以上のことを行なった即その日に、セラピストが楽しそうな場面で「うわぁ、たのしそうだなー!」と
コメントしただけで、即言葉を真似してくれていました。
私が思わず「スゲーナスゴイデス(某クレヨンし◯ちゃん)」と、
ぼそっと言ったことまで真似してくれていました。
しかも、「スゲーナスゴイデス?へんなの~」とコメントを返して下さいました。
すんばらしい。
問題行動でも何でもなく、そのお子さんは自分の気持ちを表現出来るのでした。