こんにちは。
街中で野良にゃんこに遭遇した時は、
まずしゃべらずに息を殺して近づいていくABAセラピストのインフィールドフライです。
多くの言葉を知っているのに使う言葉数が少なくなってしまう、
長い文で話せるのに無言+ジェスチャーでコミュニケーションをするお子さんが
チルドレン・センターでABAセラピーをしていました。
機能分析をし、「回避」の行動機能でした。
長い文で言ったらあなたは得をするぜ、
長く話すのは楽しいことだよーんと分かってもらうため
「言葉!?長く話さずにはいられない!」となってしまうような楽しい設定にするため、
ABAセラピストはふざけました。
まず、ちょっとふざけた言葉を使いました。
例えば、お子さんの名前を呼ぶ時
*いつもなら「○○ちゃん、○○くん」
*ちょっとふざけた場合「○○先生、○○姫、○○王子」
「○○先生~、お勉強しまっせ~」と指示を出した時に
「もう!○○先生じゃないよ○○だよ!」と笑いながら長い文を使ってツッコミを入れながらも、
きちんとお勉強もくれていました。
ふざけてから、その日すぐの出来事でした。
そして、ABAセラピストがふざけたり、
そのお子さんが楽しい、好きな遊びの中で、
言語使用活動が増えていきました。
うちの子、こんなに話せるのになんで話さなくなってしまうのだろうなど、
日頃の生活の中で疑問に思った時など、
お困りの時にはいつでもチルドレン・センターまでどうぞご連絡下さい。