こんにちは、ABAセラピストのインフィールドフライです。
チルドレン・センターでABAセラピーをしていたお子さんで、
ブロックなどの細かい作業で、ブロックがうまく繋げられなくて「うわあああああ!!!」と
叫んでブロックを投げる行動がありました。
そして私は最近、キーホルダーの金具を上手く広げられず
「うわああああああ!!!やってられっか!!」と
キーホルダーは壊したくないのでそっとぽいっと優しく投げて、
そのお子さん同様に叫びました。
あまりにもその金具が硬かったのです。
私は冷静になったその後、相棒(スマートフォン)に「助けて」と言い、
解決方法を探る方法を教えてもらったので、工具を変えて無事解決できたのですが、
お子さんは叫ぶ、投げる代わりにどんな行動をしたら良かったのかというと…。
ズバリ(◎_◎)、
「先生つかないから手伝って!!」や、「ぼくがやりたいから先生はサポートしてて」など、
助けを求めることが出来たら、お子さんが楽になったのではと。
そして、叫ぶのも投げるのも問題行動ではなく、ヘルプを出せないことが問題になっています。
そのお子さんには、他人に助けを求める言語練習をしました。
言語練習を始めたセラピー中に、
セラピストが「先生つかないから手伝って」と言って見せて、
音声で真似をしてもらいました。
繰り返しているうちに、なななんと、そのお子さんから自発で「つかないからてつだって!」と言ってくれたのです…。
めっちゃ入るのが早いと驚きつつ、ブロック作業を手伝い、無事、立派なアミメキリンを完成させることが出来ました!