
こんにちは。
UFOキャッチャーであまりの下手さに、店員さんが「ずっと頑張っていらっしゃるので…」
と幾度となく助けて下さり、無事に商品をゲットし、
優しさに触れてきたABAセラピストのインフィールドフライです。
今回は着替えが一人で出来ないお子さんのお話です。
そのお子さんは着替えるスキルがあって、大人が近くに来て声掛けすると着替えすることが出来ていました。
応用行動分析学で
A:先行条件(目の前に服がある、大人が「着替えて」と言って去る)、
B:お子さんの行動(着替えない)、
C:その後(近くに大人が行って「まだ着てないの!?着て」と言うと、お子さんが着る)、
上記のABCの記録を見ると、着替えていない行動の後に、C:人からの声掛け、関心をもらっているので、その声掛け、関心を無くします。
チルドレン・センターのABAセラピー内でも、関心を与えたのですが、与えるところを少し変えました。
「着替えて」の指示後、お子さんが少しでも着替える服を見た、
または、着替える服を持った時に「うんうん!そうそう!よくお話聞いていたね!合っているよ!早く出来てすごいね!」と言い、
怒涛の褒める旋風が巻き起こりました。
適切行動(少しでも服を見る、着替えようとする)、
こちらが求めている行動をした時に褒めまくり、関心を与えていきました。
そこから、少しずつ大人とお子さんの距離を離して行って、
声掛けも少しずつ減らして行って、近くに大人がいなくても着ることが出来るようになったのは、
なんと1か月後のことでした!!
どこで関心をあげるのか、あげないのかで
1か月という速さで行動が変わったお子さんに拍手喝采大喝采!
チルドレン・センター