ABAセラピストのしんです。
今日は、こんなことも強化になったというお話を紹介します。
ABAでは、日々お子さんが成長をするうえで必要な行動の頻度をあげるために、強化という技法を使っています。
私が担当するお子さんの中に、言語面を伸ばすことを目標としているお子さんがいました。
言葉の明瞭さをあげるために、シェイピングをいれていましたが、いやーーと言ったり、そっぽをむく回避行動がでてました。
そこで私は、お子さんがよく要求する「ごっこあそび」の中である行動をいれたのです。
お子さん:
突然倒れる。
セラピスト:
駆け寄って行って、「大丈夫ですか?!」
……や、やばい、、意識なし
気道確保! 血圧!
といったように、事細かく救急車で運ばれるまでの再現をしてました。
セラピスト:
それでは熱測ります!
耳に体温計を入れてみる。
お子さん:(にやっ)
「ねぇーせんせい、ちがうでしょー笑」
そう。
少しおふざけを入れた再現も行なってみたのです。
すると、お子さんの中でまたストーリーが生まれ、言語数も増え、シェイピングをいれても、頑張って取り組んでくれるようになったのです!
ここで私がいれた「おふざけ」がお子さんの中での強化になりました。
こんなことも強化になるのかーと、新たな発見に胸が踊りました。
チルドレン・センター


入会方法
ご入会の前に、新規ご相談を行います。お子さんと一緒にご参加ください。 新規ご相談に「お子さんと一緒に」とお願いをするのは、この時間で保護者の方がお子さんと一緒...