チルドレン・センター

ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

覚醒の瞬間を見たABAセラピスト

こんにちは、ABAセラピストのインフィールドフライです。

チルドレン・センターでは、新型コロナウィルス感染対策として、テレヘルス指導(オンライン指導)を開始していました。

多くのご家族にご協力頂いたテレヘルス指導の中、数時間の中で、数々の素晴らしいお子さんの行動を見る機会になりました。

<テレヘルス指導開始初日のケース>

前回、ご家族のご自宅にお伺いした時よりも、テレヘルス指導中にめちゃくちゃおしゃべりしていました。

その様子を見た時に、これが覚醒の時…!と、一人でわなわなと感動していました。

前回ご自宅でのセラピーの時に、表出言語練習で、ものの名前を言う練習をしていたのですが、言わない回避がありました。

例えば「ねこ」と言わせようとねこを見せながらセラピストが「ねこ」と言うと、すぐには真似して言ってくれませんでした。

ですが、テレヘルス初日、こちらがものの名前を言った後、すぐお話をして反応してくれたのです…!前回表出言語の練習で、このお勉強したら、強化(おもちゃで遊べる、褒められる、お菓子貰えるなどなど)してくれるんだよねとルールがしっかり入ったからだと思いました。

その後のお勉強の場面でも、こちらの声掛けに対し、反応早く素晴らしかったです。