こんにちは。１００％寒がりな私は、冬が近づいて来ると毎年「うっわ、さっむ！」と文句ばかりになりますABAセラピストのインフィールドフライです。
チルドレン・センターのABAセラピーをしていたあるお子さんと、お絵かきの練習をしようとすると、「先生一緒に書いて」と上手に伝えてくれたので、まずは一緒にやって成功体験を増やしてもらいました。
「今度は一人でやってごらん」とセラピストが言うと、「やだ」「やらない」「難しいよー」「一緒に書いてよー」など、言語でのコミュニケーションは完璧だったので、手を添えるだけで少し手伝うと書いてくれました。
また、書く手が浮いていたので、下に手をつけてもらうようにしてもらって、セラピストの手伝いを減らして行くようにしていきました。
とある日、お子さんの手に触らずに、セラピストの手を被せるようにしてお子さんの手の動きに合わせていると、お子さんが「あれ？これ自分の力だけで書いているな」というのにお気づきになり、そこから「出来るかなぁ」と言いながら、一人で、丸書いて縦線で枝書いてリンゴ、丸書いて縦線ちょんちょんと２つ、曲線で口を書き、お顔を書いて見せてくれました。
お絵かき練習してから、一人で書けるようになるまで２週間での出来事でした。
今まで自分一人で書くと失敗ばかりしていて書きたくなかったようですが、どこで力を入れるのかを教えると、すぐ出来て、自分の力だけで出来ることに気づいてくれて良かったです。
自分で出来ないどうしようもないことは怒ったり、文句言って当然だと思います。
完成した絵をご両親に嬉しそうにドヤ顔で見せてくれていてほっこりしました。