チルドレン・センター

ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

ABAセラピーにおけるコロナ禍での発見

ABAセラピーにおけるコロナ禍での発見

こんにちは。ABAセラピストのしんです。

コロナ対策として、セラピーでは、フェイスシールドやマスクの着用、アルコール消毒、グローブをつけるといった対策を行いながらセラピーを行なっています。

チルドレン・センターでは、4月に緊急事態宣言が出てから解除をされるまでは、テレヘルスといった画面上での指導を実施していました。

そこでの発見として、

パソコンやiPadといった機器が強化になって、お子さんの課題に取り組む行動が増えたということ。

今までDTTを使った課題では、カードや本、ドリルを教材で多く使っていましたが、テレヘルスを実施してからは、パソコン上での教材も多く使用するようになりました。

先生:電車のカードを見せながら、これ何?

お子さん:違う方向を向く、言わない

という行動があったお子さんも

先生:surfaceに電車を出して、これ何?

お子さん:でんしゃ!

とすぐに返答が返ってくるようになりました。
しまいには、そのでんしゃを見て、

「みどりのでんしゃ はしってるね!」

などと、自発でコミニュケーションをしてくれるようになりました。

コロナが本当に早く落ち着いてほしい、、と強く祈る中、ABAセラピーの充実も深めていける発見でした。

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