ネガティブ要求が言えなくて、叩く、蹴るなどの他害行動があったお子さんがいました。
そのお子さんのABAセラピーをしている時、お子さんへお勉強の指示を出すと「やらないの」と言語で上手に言ってくれたので、「わかった」と言い、一旦課題を下げると…
「なんでですの?」という声が聞こえました。
部屋にはABAセラピストとお子さんの二人っきり。
セラピストが言ってないとしたら、「なんでですの?」と言った人物は一人しかいない。
そうそのお子さんが「なんでですの?」と言ってくれたのでした。
たしかにそのお子さんの要求言語のターゲットは、whの質問(どこ、だれ、なになど)でしたが、なんでですの?と言う練習はしていなかったので、まさか関西弁が飛び出してくると思わず、「なんでですの?」の破壊力がすごくかわいくて、爆笑をしてしまいました。眉毛を下げ、悩ましげな表情も最高に可愛かったです。
以上、インフィールドフライでした。