チルドレン・センター

ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

【ABA】言葉が出なかったお子さんが言えるようになるまで【自閉症】

【ABA】言葉が出なかったお子さんが言えるようになるまで【自閉症】

チルドレン・センターでABAセラピーをしていると、耳が良いお子さんに出会うことが多いです。

今回は、耳が良くて、ことばの獲得練習がセラピーでのメインターゲットであった、とあるお子さんのお話です。

お子さんが、物が欲しい時に言葉が出ず、先に手が出てしまうので、手が出る前に、例えば「くるまちょうだい」などセラピストが言い、お子さんに「くるまちょうだい」と言ってもらってから、くるまを渡す練習を続けていました。

いつものように、ABAセラピーをしていて、お子さんがおトイレ中だったので、急いで、課題以外で使うもの以外は片づける環境設定していると、お子さんが向かったトイレの方から「先生、片さないでね!」と念を押すように言われました笑

3か月前くらいまでは「先生片さないでね!」と言えなかったので、お子さん自身で上手に伝えてくれたことは大変素晴らしいので、もちろん、片さないでお子さんのお帰りを待っておりました。

以上、インフィールドフライでした。

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