チルドレン・センター

ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

自閉症】「できた!」が行動を増やす【エラーレス】

自閉症】「できた!」が行動を増やす【エラーレス】

チルドレン・センターのABAセラピーは、まず初めにアセスメントを取り、プログラムを作成します。 

プログラム開始時は、課題は全部手伝い(フルプロンプト)で、絶対失敗させないエラーレスで進めていきます。セラピーを進めていき、一気にではなく、少しずつプロンプトを抜いていきます。 

エラーレスで進めていき、「できる!」んだと自信を持ってもらい、成功体験を増やしていくと、アカデミックの運筆、書きの課題を練習していたお子さんのケースで、なんと2ヶ月で、自立でひらがなが書けるようになっていました。 

最初は形をなぞるを練習していました。こちらもエラーレスで練習すると、3ヶ月でなぞれるようになり、その次に数字文字をなぞる課題を追加すると、その日に出来ていました。 

そこから、文字を書くことを練習開始しました。 

一画や二画で書けるひらがなから開始し、まずはお子さんの名前にある「く」をターゲットに練習しました。 

以下のタスクアナリシスで進めました。 

ステップ1 

最初になぞり、最後に「く書いて」の指示で、プロンプトありで「く」を書く 

ステップ2 

最初になぞり、最後に「く書いて」の指示dで、プロンプトなしで「く」を書く 

ステップ3 

「く」書いての指示のみで「く」を書く 

般化(場所、人、教材が違っても出来る)も出来ていて、保護者からお聞きしたお話ですが、他の療育先でなんとなぞり課題が一人で出来て嬉しかったようで、「見て!」とドヤ顔で先生のところまで持ってきたそうです(かわいい) 

以上、インフィールドフライでした。