チルドレン・センター

ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

危険な生き物博士

危険な生き物博士

チルドレン・センターでABAセラピーをしているお子さんの中には、色んな博士がいらっしゃいます。 

今回は危険な生き物博士をご紹介します。 

博士は探究心がすごいので、生き物を見ると「これ何?」と名前を聞いてくれるのですが、例えばカエルの写真だったら「カエルだよ」と答えてはいけません。ちゃんと調べて「モウドクフキヤガエルだよ」と答えています。 

また、博士との遊びはどんなことをしているかというと、粘土では赤い粘土を使ってカエンダケを作ります。白い粘土だとドクツルダケを作ります。誤って食べてしまい、毒で苦しむ遊びで、その時に「カエンダケを食べてお腹が痛くなった」など、長くお話の練習をしています。 

毒で苦しむセラピストを見る博士はとっても笑顔です。病院に逃げようとすると追い毒をされます。 

ですが、図鑑を見ている時にフグに関しては「だめよ、ふぐは食べたら死んじゃう」と長く説明してくれたのでした。長くお話しする練習をして3ヶ月後のことでした。 

セラピストも気づいたら、危険な生き物の長い名前を覚えていたりと危険な生き物に詳しくなっていました笑 

個性豊かなお子さん達から、多くを学ばせて頂いているインフィールドフライでした。