こんにちは、ある日朝起きたら体中に蕁麻疹が出て、朝一番に病院に行きましたが2時間ほど待たされたABAセラピストのおせんべいです。
今回のテーマは「順番が待てない」です。
自閉スペクトラム症のお子さんが学校や遊びの中で順番を待てなくて困っているというご相談がありました。
ラーメン屋さんでの行列や、夕方の混雑したスーパーのレジで会計を待ったりなど日常生活の中でも順番を待つことはよくありますね。
また、日本人はよく整列して待っているなんて海外の方にも言われることもありますね。
なぜ待てるのでしょうか。
それは、順番を待てば、必ずラーメンを食べられたり、会計が終わります。順番を抜かそうとしたり、ごねたりしても順番が先に来ることはありませんね。
つまり、「順番を待つ」という行動が強化されているからですね。
もちろん、売り切れてしまって食べられない、ものすごくごねたら要求が通ってしまったなんてこともたまにあるかもしれませんが。。。
これは別の話になってしまうので今回は置いておきます。
では、順番を待てない時にABAではどういった介入をするのでしょうか。
今回の自閉スペクトラム症のお子さんのケースでは自分が先にやりたいがために順番を抜かしてしまうことがありました。
まず、順番を待つ練習をするために、ピアトレーニングで楽しいゲームや、クッキングの設定を組みました。
その中でお子さんが順番を抜かさずに待てている時に「順番待てて、かっこいいよ」など常に褒め続けました。
順番を抜かす行動が成功しないようにそのお子さんを無言で止めるなどもしました。
段々と褒める間隔も少しづつ空けていき、順番を待つことで必ず自分の番がきて、やりたいことがやれることが分かってくるようになりました。
静かに順番を待つのはとても大切ですが、自分の意見を適切に伝えることも同じように大切です。
順番が待てるようになってきたので、「今度は僕が先にやりたい」「うん、いいよ」「お先にどうぞ」「いいけど、今度は僕が先だよ」などの交渉も練習していきました。
そして練習を重ねていくことで、介入なしで順番を抜かさずに待つことが出来、自然と自分から譲ったり、お礼を言ったりすることが出来るようになりました。
「順番を待てない」など、お友達との関わりの中で気になる行動がありましたらいつでもご相談ください。