チルドレン・センター

ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

クッキングの中から生まれる言葉

クッキングの中から生まれる言葉

こんにちは、ABAセラピストのしんです。

ABAセラピーで、知育菓子を作るのが好きなお子さんと、より実践的なクッキングをしようと、クッキー作りを行いました。

「クッキーの作り方を教えること」が目的ではなく、
「お子さんにたくさんコミニュケーションをしてもらう」ことを目的として取り入れました。

セラピーの中では、コミニュケーションの部分で叫びが出ることがあるお子さんでしたが、早めにモデリング(お子さんに言ってほしい言葉をセラピストが言う)を入れて行うと

「自分でやりたい」
「難しいから手伝って」など、、

自分で言ってくれる言葉がたくさん出ていました。

「☆の型やりたいからちょうだい」

「お花の形もやるー!」

などやりたいことを積極的にお話をしながら、一生懸命作っていました。
クッキーが焼き終わったら、

「チョコペンで、にこちゃん書きたいからかしてー!」

と言って、最後は自作でクッキーに色付け。

出来上がったクッキーを手にとり、最高の笑顔を見せてくれました。

終わった後は、一緒にレシピノート作り。
撮った写真を貼って、字を書いて特製のレシピノート出来上がり。

クッキーの絵のような、ニコニコな楽しい時間を過ごしました。

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