スタッフブログ– category –
チルドレン・センターの日々の出来事やニュースなど
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自閉症のお子さんが「奇声」をあげるのはなぜ?
〜Aさんのケースより〜ABAセラピーを受けているお子さんで、「キーーー!」と叫ぶような行動が続いているというご相談をいただきました。保護者の方に詳しくお話を伺い、「どのような場面で叫ぶのか」「叫んだあとはどんな反応をしているのか」を一緒に確... -
【ABAセラピー】音声模倣
言語の練習において、まずはABAセラピストの音声を聞き、その音声を真似ることから始めます。セラピストの音声を模倣し、それによってお子さんが「強化される」経験を積み重ねることで、言語を使ったコミュニケーションの成功体験を増やしていきます。 要... -
ジョークが言えるようになったお話
ABAセラピーでは、「ピークトレーニング」という応用行動分析に基づいたプログラムも取り入れています。 PEAK Relational Training SystemのDirect Traning Programでは、ジョークを言い合うというプログラムがあり、ABAセラピストが言った後にジョークを... -
齢3歳にして神塗り絵師現る
こんにちは!ABAセラピーをしていると素晴らしいスキルを持ったお子さんに出会うことがとても多いです。今日は、3歳にして“塗り絵の神”としか思えないような、あるお子さんのお話をご紹介します。 出会いはプレイスキルの練習中に ある日、代行のABAセラピ... -
ABAセラピーのセルフヘルプ:着替え編 〜4ヶ月で見えた大きな変化〜
チルドレン・センターでは、いつも同じ担当セラピストだけでなく、代行のセラピストが支援に入ることもあります。今回ご紹介するのは、そんな代行セラピーの現場で、あるお子さんと出会い、思わず感動してしまったお話です。 着替えの練習中だったお子さん... -
漢字が苦手だった子が「悔しい」と涙を流すまでに成長したお話
あるお子さんのお話です。他の勉強はやってくれるのですが、漢字の勉強となると、回避が出てしまうお子さんがいました。 最初のステップ:負担を減らして「できた!」を積み重ねる まずは、勉強する漢字の数を減らしました。学習する漢字を最大4個までに絞... -
知的障害(知的発達症)について神尾先生に聞いてみました
神尾陽子クリニックの院長である、神尾陽子先生に、「知的障害(知的発達症)」に関してお伺いしました。 神尾先生、今日は貴重なお時間をいただきありがとうございます!まずは、先生のクリニックからご紹介いただいてもよろしいでしょうか。 はい、私た... -
発達障害と通常級の支援
6年ほど前から、都内の教育委員会からのご依頼で、「支援アドバイザー」という役割として公立の普通級にお伺いさせていただいています。 ABAは、「ASD(自閉スペクトラム症スペクトラム症)だけじゃないのか」と思われている方もいると思いますが、教育の... -
「こどもが発達障害かもしれない」と親戚から連絡があった
発達障害と検索すれば、様々な情報がでてくる今、何が正しくて何が間違えていてと困惑する保護者も多いと思います。 夏休み前、珍しく親戚から連絡がありました。 「こどもが発達障害かもしれない···」どうしたらいいのか? ということでした。 ただ、私の... -
MU先生のACT論文が掲載されました!
行動科学の学術誌の1つである『Journal of Contextual Behavioral Science』誌(電子版)に、研究論文 「日本の自閉スペクトラム症児の保護者を対象にしたアクセプタンス&コミットメントトレー二ングの効果の検証(日本語訳)」 “The effect of brief ac...