「普段はこんなに喋らないんです…。」とチルドレン・センターでABAセラピーを受けていたご家族にご相談を受けたことがありました。
ペアレントトレーニング(保護者とのABAセラピー)を早速開始し、いつもABAセラピーではどのようにしてる(お子さんがお話する環境を作る)のか、まずはマンド(要求言語)練習を、実際にお子さんとセラピストとやっているのを見てもらい、次は、保護者とセラピストで練習、次に保護者とお子さんでやってもらいました。
するとなんということでしょう…。
元々、一回教えると学ぶのが早いお子さんでした。保護者の言った言葉を真似して言い、要求言語の練習すぐに出来ていました。
練習段階で本当に自分は出来るのかと、かなり心配されていたご家族ですが、いざ、やり方が分かると、セラピストの真似をし、素晴らしいマンド練習をしてくださいました。
驚きのあまりご家族は涙を流していらっしゃいました。対照的にお子さんはまだまだ出来ますけど?と言いそうなお顔で、次のマンド練習のためにその場に待って座っていたのが印象的でした笑。
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