ABAセラピー中の変化

ABAセラピー中の変化

ABAセラピーが進むにつれて、セラピー前半と中盤から後半にかけて、行動が変化する場面があります。言語コミュニケーションの面で、ABAセラピー3時間の中で大きく変わったケースをご紹介します。

目次

セラピー前半にあった出来事

A:課題終わり
B:セラピストの腕を掴む(関心引きの機能)

C:掴んだことには触れずに、言語コミュニケーションを続ける

よくお喋りをしてくれるお子さんでしたが、セラピー前半に関心引きの機能で腕を掴むという行動をしていました。

関心引きの機能でしたので、腕を掴むということには触れずに、行動が起こる前までやっていたこと、言語でのコミュニケーションを続けました。

よくお話してくれるお子さんなので、「どうした?」「何で?」とつい聞きたくなってしまうのですが、そのお子さんは腕を掴む行動をして、どうした?何で?と心配してもらいたい、そういう関心が欲しかったのです。

ABAセラピーの中で適切なコミュニケーション、言語で話すことを続けて行くうちに、腕を掴む行動はなくなりました。

何の脈絡もなく腕を掴まなくても、「言語で話す」「伝える」こと、で、関心持ってもらえることが分かったのだと思います。

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