チルドレン・センター

ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

ABAセラピスト、ABAIに行く

先日、京都にて開催されたABAIこと、国際行動分析学会に参加してきました。

参加してみての幾つかの感想を述べていきたいと思います。

まず、始めに思ったのは参加者の服装がラフだったことです。
日本の学会と言えば、概ねスーツだったり、それに準じた格好での参加者の方が多いのですが、今回はジーパンだったり、Tシャツ、ハーフパンツなんて方もいらっしゃいました。
このことに後々救われます。

次に国際学会なので、公用語は英語でした。幾つかのパネルディスカッションに参加してみましたが、聞き取れない…
パワポをみてなんとなく理解出来たような出来ないような。
そんなわけで、自分にもう少し英語の能力があればなぁと思った次第です。

そして、発表についてです。
この半年間ほど、ずーっと頭の中を占めていて、気が重くなりがちでした。色々な方に助けて頂いて、準備だったり、練習だったりをやってきました。

発表の朝、会場に向かう道すがら、2回ほど吐き気を催しました。

本番に強いタイプではないので、発表の際も足が震えながらではありましたが、なんとか終えました。
発表が終わった後のホッとしたことと言ったら筆舌に尽くし難いです。

もちろんハプニングもありました。
苗字が同じなせいか、某大学の教授と間違えられたり、発表の際のスーツのズボンを忘れたり等々、色々ありましたが、なんとか終えることが出来たので自分にご褒美をあげようか検討しています。

最後にこの場を借りて、貴重な機会を頂いたこと、事例として発表させていただくことを許可してくださったご家族の皆様、
日頃より支えてくださったスタッフの皆様、セラピーの際に発表頑張ってくださいねと声をおかけしてくださったご家族の皆様に御礼申し上げます。