
こんにちは、冬は寒いですね。
この前ふと自分の指の爪を見たら、血色が悪くてドン引きをした
ABAセラピストのインフィールドフライです。
爪切りが嫌いで、爪を切ろうとすると激怒するお子さんが昔いらっしゃいました。
そんなお子さんにABAセラピーでは何をしたかというと…、
まずはセラピストが爪切りを持って、【足の指をちょんちょんと触る】ことから始めました。
そして、そのお子さんの強化し(行動が変わるもの)は
、人からの関心、めちゃくちゃ褒めてもらうことでした。
お子さんの指に爪切りでちょんちょんと触ったら、
「怒らないでえらいね!痺れる!憧れる!!」と熱烈な気持ちを伝えて褒めて、
爪切りの練習はこれで終わり。
それが3週続けて怒らないで出来たら、次のステップに進みます。
【爪をパチンと1回切る】
【爪をパチンと1回切る】ことが3週続けて怒らずに出来るようになったら
【爪をパチンパチンと2回切る】
次は…【指1本分の爪を切る】
その次は…【指2本分の爪を切る】
そのその次は…【指3本分の爪を切る】
そのそのその次は…【指4本分を切る】
そのそのそのその次は…【指5本分と爪を切る】
こうやって、少しずつ切る指の数を増やして行きました。
対セラピストで全て出来たら、今度は対ご家族とセラピストと同じように
細かいステップで進めて行きました。
なんと1か月で、激怒していたお子さんは対セラピスト、対語家族との爪切りマスターしました!
驚きの早さでした!
その頃には、本を読みながらこちらに注意をしている様子もなく、
余裕の表情で爪切りをしてもらっていました(*^-^*)