チルドレン・センター

ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

チルドレン・センターの交渉人

チルドレン・センターの交渉人

こんにちは、ABAセラピストのインフィールドフライです。

回はチルドレン・センターの随一、交渉スキルのあるお子さんのお話です。

ABAセラピーで、マンド(要求言語)トレーニングで交渉を練習していました。

交渉マンドを教えるとその日のうちに、セラピストの真似をして、3個でもいい?、もう少し食べてもいい?(おやつの場面)、もうすこしやってもいい?(遊びの場面)など、自立で言えるようになりました。交渉してくれたら、必ず応じています。

とても順調に交渉マンドを使ってくれるようになり、

一か月後には、ゲームで「クリアしなかったら、もういっかいやってもいい?」など理由や条件も含めて交渉がもう出来るようになりました。素晴らしい…。

そして、練習を続けて半年後、

「絵が上手に描けたら、2曲でどうですか?」

絵の練習をしようとした時でした。

音楽が強化しだったので、課題が終わったら、曲が1曲聞けることになっていました。

思わず、感動のあまりはっとしてしまったので、変な顔でお子さんが見ていたのを覚えています。

とんでもない成長に驚くセラピストでした。

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