
言語スキルをメインでABAセラピーをしていたお子さん、要求言語練習を練習して半年のある日のことでした。
自発での音声言語のコミュニケーションがまだ少なかったので、ABAセラピストが必ず音声プロンプトを入れて、成功体験を増やしていました。
そんなお子さんとトイレに行った日のことでした。
お子さんが流すボタンと間違えてウォシュレットのボタンを押してしまった時…
ウイイイイインという起動音が聞こえ始めるトイレ、
お子さんが辺りを見渡し始める、
「ぎゃー!先生止めてー!!!(2語文での要求言語)」と便座からいなくなるお子さん、
刹那、間一髪セラピスト停止ボタンを押せたので、大事故にはなりませんでした。 よかった(よかった)。
衝撃的な出来事だったのですが、お子さんが自発でお話していたことの方が衝撃でありました。
本当に必要な時、要求が高い時には自発で要求言語が出るんだなぁと身をもって体験した瞬間でした。
以上、インフィールドフライでした。