保護者「先生出来ました!」
ABAセラピー開始時、ドアを開けた後の第一声で「先生出来ました!」とのご報告を受けました。
一体出来たとは何のことかと言いますと…、
チルドレン・センターでABAセラピーを受けていたお子さんが、練習していたお買い物を対セラピスト以外、セラピーで練習しているお店以外の場所でも出来た!との吉報でございました。
別の刺激や条件でも同じ行動が出来ることを般化と言います。日常の般化はご家族や周りの関わっている方々のご協力が無ければ出来ません。
お買い物のライフスキルの練習を開始して 5ヶ月のことでした。
感動のあまり、保護者とセラピストの目頭が熱くなってきた横をスルっと通り過ぎ、お勉強始まるのね準備しますねという感じで、セラピーの準備をたったか始めたベリークールなお子さんとの温度差を今でも鮮明に覚えています。
「お買い物に行きたい!」と自立で言うことが、対保護者、ご自宅でも出来たのです。
ABAセラピーではタスクアナリシスを作成して練習をしていて、保護者にシェアをしていました。
・お買い物自立タスクアナリシスの例
MO(動機付け操作 Motivating Operation)があり、買い物に行きたいと言う
天気・天候の確認
持ち物の確認(お財布、エコバッグ、鍵、上着、傘など)
お店までの歩行
お店でものを探す などなど
ご家族のご協力のおかげで般化することができました!本当にご協力をありがとうございました!
以上、インフィールドフライでした。