こんにちは、ABAセラピストの三松です。
チルドレン・センターでは、夏にわくわくどきどきのサマースクールを実施しています。
そんな暑い夏のサマースクールの遠足の時のことでした。
大型バスに乗って、とあるテーマパークに行き、お昼ご飯をみんなで食べていました。
自分が食べ終わると違う場所に行きたい、他のおともだちの事は待たない、何も言わず離席しようとしたお子さんがいました。
そのお子さんには、言語でどうしたいのか言ってもらい(あっちのアスレチックで遊んで待っていたいなど)、要求に応じました。
ここでは、お子さんの目標行動を「言語でどうしたいのか言う」と設定しました。
日頃、順番を待って何か得をしたことがある経験がないと、小さいお子さんが順番を待つことは難しいですし、理由が分からないとなぜ待たなくてはいけないのかと疑問を抱くと思います。
私もあまり興味ないことで順番を待つことは苦痛ですが、待っている間、大好きなよっちゃんいかをくれるなら少し待てる気がします。
行列に並んでいる方々は、並ぶと新しいiphone、新作のゲームが手に入る、おいしいラーメンが食べられる、今話題のスイーツや、日本に初上陸したコーヒーが飲める、新アトラクションに乗れるなど、
とっても楽しみであり、順番を待ったことによって自分の要求が満たされるから長い長い時間待てるのだと思います。
順番が待てずお家の中で、外出時に、集団生活で、友達との間で、お困りの方は
お気軽にチルドレン・センターにご相談下さい。