こんにちは、ABAセラピストのインフィールドフライです。
チルドレン・センターでABAセラピーしていると、
お子さんの覚醒する瞬間に出会うことが度々あります。
それは、ごっこ遊びを練習している時でした。
いつもはセラピストがシナリオを作ってごっこ遊びを教えていたのですが、
そのお子さんから「お医者さんにする」と言われ、
よし怪我をして救急車で運ばれたところから開始するかと
意気込んでいたのですが、お医者さんセットを渡した後。
注射二本をまるで自分の手足のように扱い、振り付けも込みで、
「~♪ がんばるもんもん、がんばるもん」ノンタンの注射がんばるもんの歌を歌い出したのです。
次に歌が終わると、お人形さんが転んで耳をぶつけ、
救急車に運ばれて一度は病院に行くが治療がこわくて逃げだし、
みんなで追いかけてつかまえ、病院に戻り、
治療を受け、がんばったお人形さんを褒めて、
「怪我が治ったらまた遊ぼうね」と約束する、感動ストーリーでした。
あれ?ABAセラピーをしているかと思ったら、どうやら突然ミュージカルを観に来ていた私は、
それはもう、スタンディングオベーション…!!いつのまに、そんなにごっこ遊びが出来るようになったのと大興奮でした。
チルドレン・センター
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