ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

ABAでも勉強を教えられる?

こんにちは。
最近煮卵作りにはまっているABAセラピストのおせんべいです。

私が担当しているお子さんのご家族から国語や算数などのアカデミックをどうやって教えればいいですか?とご相談がありました。

「うちの子、どうやったら勉強するようになるのかしら?」これは多くのご家族がお悩みのことではないでしょうか。
初めから「僕、私は勉強大好きです!」なんてお子さんはあまりいらっしゃらないと思います。
それでも、お子さんにとって興味あることとなるとキャラクターの名前、お話の内容などたくさん知っていることもあると思います。

今回のお子さんは、会話やアカデミックでも失敗する前提で考えていて、
会話も自信がないことは声が小さくなったり、相手の言ったことをそのままオウム返ししたり、
ドリルなどでは途中で止まったりしてしまっていました。
自信がなくて、そして失敗したくなくて行動が止まっていたのです。
そのため勉強しないと見えていたのです。

誰だって失敗はしたくないですよね。
私たちも新しいことに挑戦するときはちょっとドキドキしますよね。
そして、成功したらまたやってみよう!失敗したらもうやめとこう。。。
と思ったりするのではないでしょうか。

そこで、たった1つだけアカデミックをする際のゴールデンルールを決め、
セラピー中もおうちでもそのルールを徹底してもらいました。

そのゴールデンルールとは『絶対に失敗させない』です。

例えば、教科書の音読では止まる前に次に読むところを先にモデリングして止まらないように読んでもらったり、
計算問題や文章題は無理に答えを引き出させないで、どんどん答えを教えて解いてもらいました。

なぜ失敗させないようにするのかというと、それは学習する効率が下がってしまうからです。
失敗するかも、、、と思ったり、失敗した、、、と落ち込んで行動が止まるのを防ぐためです。
どんどん成功体験を積んで学習する頻度をあげていくようにしました。
成功体験を積み重ねていくことで勉強への回避がなくなり、
一人でとてもスムーズに取り組めるようになり、わからないところは「先生、わからないから教えて」とヘルプも出せるようになりました。
また、今までは聞かれたことに対して自信なさげに答えていましたが、
今では自分からお話ししてくれるようになってきたのです。

そして、先日のセラピーの時にそのお子さんがリュックから漢字と計算のドリルを出して開口一番、「先生、早く勉強しよう!」と言ったのです。
その成長ぶりに感動しきりのおせんべいなのでした。

どうやって勉強を進めたら良いのか、勉強しないなどでお困りのことがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
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