ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

指しゃぶりがやめられないときはどうしたらいい?

こんにちはABAセラピストのおせんべいです。
暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いていますね。

さて、今回のテーマは「指をしゃぶる」です。

ご家族から指しゃぶりがなかなかやめられなくてどうしたら良いですかとご相談がありました。

よく指しゃぶりはお子さんに不安があると指を吸うなんてことをお聞きになったことはないでしょうか。
私も学生時代に講義で耳にしたことがありますし、確かにそういった側面もあるとは思います。
そして、その不安を解消する、なくすことで指しゃぶりを減らそうとしますね。

しかし、ABAでは「指をしゃぶる」という目に見える行動にのみアプローチをし、
その行動が出る頻度を減らすようにしていきます。

まずは指をしゃぶる行動の機能が何かを見極めることが大事です。

おうちでの様子をお伺いしてみるとお子さんが指をしゃぶっていると「それはやらないよ」などと声かけて指を出させていたそうです。
そして、ミーティングの最中にもセラピストやご家族が話し合いをしている時にも、うろうろしながら指をしゃぶっていました。

このお子さんの指しゃぶりは周りの注意を引きたくてやっているということがわかってきました。

そこで、今回は指をしゃぶっているときには身体介入で出すのをやめていただくこと。
そして、おもちゃなどを提示して「これで遊ぼう」と声をかけて自分から指をだしてもらうようにしました。

両手を使って遊んでいる時には指を吸うことはできませんよね。
このように同時に出来ない行動を入れることで「指をしゃぶる」という行動を減らしていきました。
セラピー中はもちろん、ご家庭でも家族が対応してくださり、指しゃぶりはみるみる減っていったのでした。

今回のケースは一例です。お子さんによって対応も変わってきます。
指しゃぶりが減らないなどの日常のことでお困りの際は気軽にご相談ください。
握手



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