ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

RBTトレーニング

こんにちは、ABAセラピストのかつて三松だった「インフィールドフライ」です。

4月、新学期という事で改名いたしました。

改めまして、これからもどうぞよろしくお願いします。

さて、今回のしゃべくりABAのタイトルは「RBTのトレーニング」についてです。

RBT(行動テクニシャン)は、スーパーバイザーのもと、様々なタスクリストを実行します。
「測定、アセスメント、スキル習得、行動の削減、記録と報告、専門家としての関わりと実践の展望」の以上がタスクリストとなっております。

今回はこの中で「行動の削減」についてお話したいと思います。

なぜかと言いますと、今私インフィールドフライがABAセラピーで行動の消去を入れている機会が多いため、選抜させて頂きました。。

チルドレン・センターでABAセラピーをしているお子さんの一例です。

「周りにあるものを倒す」行動

ABAセラピストはまずこの行動に関して、初めて見ただけでは機能が分からず介入が入れられないため、ABC記録を取り、機能分析を行います。

ABC「A:先行刺激、B:お子さんの行動、C:結果」

応用行動分析学では、機能は4つあります。「もの」「関心引き」「回避」「自己刺激」

セラピーの中で行動を見て、機能が分析出来たところで介入を入れます。

そのお子さんの「周りにあるものを倒す」という行動は分析したところ、機能は「関心引き」でした。

ここで「行動の削減」を行います。

「周りにあるものを倒す」行動、その行動だけには一切関心を与えません。

その行動を削減させ、代わりの行動を教えていきます。

「周りにあるものを倒す」行動で、「もうやめてよ!倒さないで!」などと言った人からの関心をもらうのではなく、

「ねぇねぇこっちきて!」「先生みて!」「すごいでしょ!」など適切に言語でコミュニケーションをさせて、この行動にはどんどん関心を与えます。

また、一緒に遊び、課題に参加している時など、適切に参加をしている場面でセラピストが「素敵なもの作ったね!」「上手に出来ているね!」「格好良いね!」など、どんどんどんどん関心を与えます。

また、この行動の削減の時には、環境設定も徹底的に行います。

環境設定とは何を行うかというと、「倒されていいものだけ置いておく」ことです。

先がとがっているものや危ないものは全て排除するか、絶対手の届かない場所に隠しておきます。

行動の削減を行うと、

「あれ?倒したのに反応してくれないな。じゃあ、もっとやってみよう!これもやってみよう!」などとなり、
「周りにあるものを倒す」行動は一気に増加しますが、これは機能が「関心引き」で合っているからこそ、増加しているので、
この増えている時でも、不適切な行動には一切関心は与えてはいけません。徹底的に行います。

その波を越えると、行動は削減され「周りのあるものを倒す」行動によって、
コミュニケーションを取ることよりも、言語だったり参加していることで関心がもらえることが分かると、
「周りにあるものを倒す」行動は削減されました。

ですが、行動の削減はされましたが、
人間、一度学習したことは覚えているので、またその行動をしてしまうことは誰だってあります。

私の一例ですと、何かすっぱいものが無性に食べたくて、
絶対家にないのを分かっているのにもしかしたらすっぱいものあるかもしれないと
かすかな希望を胸に、つい何度も冷蔵庫を開けてみたことは数知れず…。

それと同じなので、もしまた問題行動が起きても「あれ?問題行動せっかくなくなったと思ったのに…。」
とショックを受ける必要は全くありません。

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