ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

RBTのトレーニング「記録と報告」

こんにちは、ABAセラピストのインフィールドフライです。

今回はRBTのトレーニング【記録と報告】です。

【記録と報告】とは果たして何をするのか

・クライアントに影響が出そうな他の要素を報告します(病気、引っ越し、服用している薬など)

・セッション中に何が起こったか客観的に記録します

・スーパーバイザーとは効果的にコミュニケーションをします

・該当する法的規制や就労している団体の就業規則報告要件に準拠します(児童虐待など)

・データの収集、保管、輸送は該当する法的規制や就労規則に準拠します

お子さんが泣いている、ものを投げている、問題行動がたくさん出ているのになぜABAセラピストは何もしないの!?と疑問に思われたご家族、
たくさんいらっしゃるかもしれません。

【記録と報告】セッション中に何が起こったか客観的に記録

ずばり、これです。これを行っております。

データを取り、問題行動の機能に基づいた介入方法を導き出していくためです。

ですが、命に関わる危険の場合は、もちろん止めます。
実は、介入をしない介入という介入もあります。

チルドレン・センターでセラピーをしているお子さんの介入をしない介入の一例を挙げます。

ネガティブな関心「やめて!なんでそんなことするの!」など言われるのが好きなお子さん。

・行動 「いすを倒す」

機能はアテンション、人からの関心が欲しい。

介入方法→「いすを倒す」というそのひとつの行動には一切反応しない。
その行動をされても別に何も困りませんよ。
え?今なんか変なことやったの?というくらいいつも通りに平常心で対応します。
そのほかの適切に行動(いすに座っている、セラピストのお話をよく聞いている、
適切に話しかけてくれるなど)には反応します。

すると、もうそのセラピー中には「いすを倒す」行動ゼロです。
こんな短期間で、素晴らしいです!求められている行動が明確で、
強化子が非常に有効ですと、すぐに行動が変わります。

「いすを倒す」行動なんてしなくても、
いやむしろしない方が人からセラピストから関心を貰えることを分かってもらえて、
行動がすぐに変わった一例でした。
粘土飛行機
チルドレン・センター



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