ABA(応用行動分析学)で自閉症を療育

やりたくないよう(涙)

こんにちは、ABAセラピストのインフィールドフライです。

今回のしゃべくりABAでは「泣いて嫌がる」お子さんについてお話していきます。

チルドレン・センターでグループトレーニングしていると、
集団遊びの全体指示を出すと身体介入を入れてやらせたわけではないのに、
「やりたくないよう(涙)」と涙を流して泣いて嫌がるお子さんがいました。

まずは行動を分析します。
集団遊びを進め、普段と変わらずに接します。
泣きが一回終わったかと思うとその場には、いるものの断続的に泣いていました。

そのお子さんの泣きが止まったのが、集団遊びが終わった時です。
すぐに泣き止み、次の対人遊びに参加していました。

機能は回避でした。

回避の場合の介入方法は、「回避をさせない」または「適切に回避する」です。
「適切に回避する」とは、泣かずに言語で自分がどうしたいのか伝えることです。

集団遊びが始まったら、泣く前にABAセラピストが集団遊びをやりたいのかやりたくないのか選択肢を聞き
「先生、やりたくないから見学したい、応援したい」、
「やり方が分からないから一緒にやって」など言語で伝えてもらいます。
そしたら、その要求に応じます。

「先生、やりたくないから見学したい、応援したい」ならば、「適切に回避する」

「やり方が分からないから一緒にやって」ならば「回避をさせない」介入が出来ています。

泣く必要なんてなく、集団遊びをしなくても生きていけますし、
命の危険に晒されるわけではありません。

私だって苦手なジェットコースターに乗りたくありません。
無理やり乗るよ!とされたら、泣いて嫌がるかと思われます。
そして、そもそもジェットコースターに近寄らないという選択肢を選びます。

その介入を入れてから1か月…
そのお子さんがやりたくない場面で泣かずに言語で伝えてくれるようになっていました。

しかも泣いて嫌がっていた集団遊びについては「適切に回避する」ではなく、
「先生、一緒にやって、手伝って」と言い積極的に自分から参加をしてくれていました。

集団遊びが嫌なわけではなく、失敗が嫌だったのです。

失敗させずに成功体験を増やしていき、
自分が出来ると自信を持ったら大人の介入がなくても一人で出来るようにまでなっていたのです。
か、格好良すぎる…!大絶賛しました!

なんでこんなに泣くの?パニックなの?などお子さんについて、
お困りの時にはいつでもチルドレン・センターまでご相談下さい。
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